2010年11月30日火曜日

三河の会の症例 11月1日

1)石井先生

59歳 女性

既往歴:15年前に乳癌術後。
現病歴:近医の腹部エコーにて肝右葉に径6cm程の腫瘤が見られ、当院で8/18CTを施行した。
非典型的な腫瘤との結果にて、当院消化器内科に穿刺目的にて紹介受診した。
肝生検ではほとんど血液成分であったとのこと。9/8MRIを施行した。




2)武藤先生

30歳 男性
交通事故の為、造影CTが施行された。受傷時は軽度の腹痛があった。
普段は特に症状はない。



3)加藤先生
MIBGによる副腎シンチ

4)渡辺
DNET、IE、GBMの症例

2010年10月25日月曜日

三河の会の症例 9月6日

武藤先生

症例1
52才 男性
主訴:痙攣 
現病歴:昨日より右手が動かしにくかった。朝7時頃起床。朝ご飯を食べようとして台所で痙攣を起こして倒れた。初めての症状。1回嘔吐したら意識情明になった。
既往歴:なし。




症例2
65才 男性
主訴:健診にて尿潜血陽性




症例3
8才 男児
主訴:発達障害



2010年8月30日月曜日

三河の会の症例 8月9日

1)上岡先生

72歳 男性
CTガイド下生検術直後の確認CT後にショックバイタル.




2)武藤先生

78歳 男性
主訴:発熱
現病歴:1ヵ月前より夜になると38度の発熱あり。
既往歴:7年前よりアルツハイマー病



2010年7月28日水曜日

三河の会の症例 7月5日



1)久米先生

症例1
3才 女児

4月初旬から四肢の痛み.4月26日までは三輪車にも乗れていたが,27日より歩かなくなった.28日当院へ紹介受診.4/30腰仙尾椎MRI(単純+造影)施行.造影MRI後にCT(単純)を撮影.
病巣は仙骨レベルの脊柱管内,仙骨背側の多裂筋,腸肋筋にいたり,造影効果のある充実部分と,造影されない嚢胞様の領域を伴う.前仙骨孔に沿って進展している部分もみられた.



症例2
46才 男性

胆石胆嚢炎で入院中に撮影されたCTで直腸左側の腫瘤を指摘された.※造影剤アレルギーがあり,CT,MRIともに単純のみ.
仙骨の腹側で左右両側にの低吸収病変あり.2008年のCTよりも増大傾向.仙骨の骨皮質,骨髄の変化も伴う.右大殿筋内にも帯状の低吸収病巣あり.
MRIで上記病巣はいずれもT2強調像高信号,T1強調像低信号を示している.矢状断像で第4-5仙椎の変化が強い.




2)武藤先生

症例1
76才 男性
主訴:右背部痛
現病歴:午前3時頃より突然の右背部痛あり.自宅で安静にしていたが,10時頃から冷や汗,吐き気出現し,当院救急外来を受信した.検診で腎結石を指摘されたことがある.
既往歴:高血圧,発作性心房細動,虫垂炎,白内障



症例2
39才 女性

○/17 排便後に突然の頭痛 2時間程度で自然緩解
○/19 再度頭痛、寒気もあったため、〇〇病院を受診
頭部CTでは異常なし。鎮痛薬でも頭痛は軽快せず、自宅で寝ていた。
○/21 ○○脳神経外科受診 MRI施行
強い頭痛が持続するため、夜間に当院ERを受診された。画像検査は施行されず、髄液検査が行われた。髄膜炎は否定的との判断で帰宅。
○/22 起床時に携帯を見た時に視野が狭いと自覚され、再度外来を受診した。

○/9 出産 周産期•産後にとくに症状はなく、頭痛もなかった。
現症:意識は清明。麻痺なし。失語なし。失認や失行なし。
右同名半盲(部分的)を認める。

当院のCT、前医のMRI-FLAIR像、当院でのMRAを示す。




2010年6月28日月曜日

三河の会の症例 6月7日

1)上岡先生

46歳 女性
主訴)左乳頭分泌

造影MRIで左乳頭に境界明瞭な7mm大の結節を認めた。T2強調像で高信号、T1強調像で中等度信号を呈し、ごく軽度の増強効果を認めた。他、乳腺には明らかな増強領域を認めなかった。




2)浅井先生

症例1
73才 女性
検診で胆石を指摘され紹介。無症状。
CT、MRI、US;肝床側の限局性壁肥厚、造影+像。USで血流あり。
CEA 4.1 CA19-9 21.0
胆石+胆嚢癌疑いで手術




症例2
72才 男性
2007年からrS3の1cm大の結節像で経過観察。2008 年、2009年と変化なく、開業医で経過観察されていた。
胸部X-Pで右肺門に違う像が出現し、紹介となる。特に症状はない。




3)武藤先生

症例1
2歳3ヶ月 女児
脂肪酸代謝異常 <長鎖脂肪酸代謝異常症(VLCAD欠損症)の疑い> による肝機能障害で当院小児科フォロー中。
特記すべき神経学的所見はない。



症例2
33歳男性
主訴:上腹部痛
自覚症状1ヶ月程前より,すっきりしない、お腹がいたいなど不定愁訴あり。 食事摂取は問題なし。吐気なし。下痢なし。 
既往:4.5年前にGIF施行。DUにて除菌施行。

2010年5月25日火曜日

三河の会の症例 5月10日

1)加藤先生

46才 男性
主訴:敗血症
現病歴:腹膜透析中




2)石井先生

72歳 男性
現病歴:1週間前から左下腹部に鈍痛があった。食欲低下あり。下痢はない。
臨床所見:左下腹部に圧痛が認められた。
血液生化学的検査:WBC11800(好中球91%)、CRP3.7 その他、異常なし。




3)武藤先生

症例1
64歳 男性
長引く腰痛にて他院よりMRIの依頼があり検査を行った。




症例2
70歳男性
現病歴:2009年4月上旬より腹痛があった。近医を受診し血液検査を施行したが異常なく経過観察となっていた。その後、近

医で大量の腹水を認めたため当院を紹介受診となった。
既往歴:虫垂炎にて手術を施行されている。WBC6500 CRP10 各種腫瘍マーカーは陰性。

2010年4月28日水曜日

三河の会の症例 4月5日

武藤先生

症例1
89歳女性
主訴:意識障害
現病歴:特養入所中。朝起きてこないため,施設員が見に行くと意識障害あり。救急車要請し,当院に搬送された。
これまでに4-5回低血糖発作を起こしている。
既往歴:認知症,DM




症例2
18歳男性
主訴:腹痛
現病歴:昨日より腹痛出現。下痢,嘔吐あり,近医受診した。右下腹部痛を認め,虫垂炎疑いにて紹介受診となった。
現症:体温37.9℃,腹部全体に圧痛あり。特に右下腹部での痛みが強い。

2010年3月23日火曜日

三河の会の症例 3月1日

1)武藤先生

症例 77歳男性
主訴:物忘れ
現病歴:一週間程前に立ちくらみがあった。昨日より突然の記銘力低下があり、救急外来を受診した。診察のみで帰宅。翌日神経内科受診。
既往歴:肥大型心筋症、高血圧
神経学的所見:四肢麻痺等の神経学的所見なし。HDS-Rは答えが出てこず途中で終了。





2)渡辺

症例 79才女性
主訴:意識障害
浴室で倒れていた。救急隊接触時はJCS 3-300 徐々に改善し会話が可能となる。見当識障害なし。MRI撮影中に急変しレベルIII-300となる。血圧 90/40 HR 40-50 左共同偏視を呈する。
翌日には再び回復してきたが、高次脳機能障害は残存。これも数日で回復した。3週間ほどで退院となる。後遺症なし。

2010年2月21日日曜日

三河の会の症例 2月1日

1)浅井先生

症例1
77才 男性
S4/8の肝癌;再燃

0)A4を選択し、TACE施行
1)TACE(ジェルパート使用、再治療)後2日のCT
2)ACE後20日、ビリルビン高値、黄疸が現れ、CT撮影
3)TACE後22日(再度状況確認のCT)




症例2
72才
S7肝癌(2001年S7切除)、その後S8に再発→RFA(2006)、S3に再発→RFA(2008)、その後PIVKA-2漸増性に上昇。
提示画像はMRI-Gd-EOB 15min





2)小林先生

症例1
52才 女性
高血圧、低カリウム血症から原発性アルドステロン症を疑われた。
CTにて左副腎結節あり、AVS(副腎静脈サンプリング)を施行した。




症例2
69才 女性
右下腹部痛にて受診。CTにて腹部から骨盤部にかけての巨大な腫瘤を認めた。