2010年8月30日月曜日

三河の会の症例 8月9日

1)上岡先生

72歳 男性
CTガイド下生検術直後の確認CT後にショックバイタル.




2)武藤先生

78歳 男性
主訴:発熱
現病歴:1ヵ月前より夜になると38度の発熱あり。
既往歴:7年前よりアルツハイマー病



1 件のコメント:

watanabe さんのコメント...

1)上岡先生

72歳 男性
CTガイド下生検術直後の確認CT後にショックバイタル.

CT:上行大動脈、左室内、右冠動脈、左冠動脈前下行枝内にairを認めた.
右気胸、肺出血も認められた.

診断)冠動脈空気塞栓による心原性ショック.

術中、術後もとくに咳嗽はなかった.
頭部CTでは空気塞栓を認めなかった.
30分後の胸部CTではairは右冠動脈に少量認められるのみで他は消失していた.
処置(酸素10Lマスク、硫酸アトロピン、ソル・メドロール静注)後、20分ほどでバイタル回復.


2)武藤先生

78歳 男性
主訴:発熱
現病歴:1ヵ月前より夜になると38度の発熱あり。
既往歴:7年前よりアルツハイマー病

診断:腎癌、静脈腫瘍塞栓