2011年9月21日水曜日

三河の会の症例 9月12日

1)鈴木先生
運動中に突然の意識消失をきたした症例
Bland-White-Garland症候群(左冠動脈肺動脈起始症)
冠状動脈が肺動脈より起始する先天性奇形のうち、左冠状動脈幹が肺動脈から起始するものは、Bland‐White‐Garland症候群と呼ばれる。左冠状動脈の潅流域には心筋虚血が起こる。冠動脈肺動脈起始症は、1)左冠動脈が肺動脈から出るもの(Bland‐White‐Garland症候群)、2)右冠動脈が肺動脈から出るもの、3)左右冠動脈が肺動脈から出るもの、の3つがある。


2)新美先生
64歳 女性
C型慢性肝炎の患者。吐血にて他院より紹介受診され、CFで食道癌が疑われた。
経時的に所見が乏しくなり、後に食道熱傷と判明した一例。




3)石井先生
50歳 男性
便潜血陽性にてCFを施行したところ、S-D junction付近の内腔にメッシュプラグが穿通していた。
既往歴:平成8年、左鼠径ヘルニア術後(メッシュプラグ留置)。




4)長谷先生
16歳 男性
数ヵ月前からの鼻閉感あり耳鼻科受診。既往特になし。術前に塞栓術を行なった。
→ JAF




5)渡辺
症例1
2歳 女児
発熱と嘔吐を繰り返す。右下腹部に腫瘤を触知する。奇形腫やリンパ管腫内の出血などが考えられた。
→ 手術の結果は血腫であった。詳細は不明。



症例2
39歳 女性
G0P0
30weeksで外子宮口触れず。MRIでは子宮筋腫が認められる。35weeksでIUGR傾向が見られた。37weeksで帝王切開。
→ 妊娠後屈子宮嵌頓

0 件のコメント: