2009年5月19日火曜日

三河の会の症例 5月11日

1)石原先生

90代 女性 
主訴:右側腹部痛


2)上岡先生

72歳 女性
主訴:心窩部痛、嘔気、嘔吐
現病歴:2週間前から主訴出現し症状治まらないため受診。ここ最近10日間便がでていない。



3)佐竹先生

症例1

10代男性
主訴:右足の疼痛



症例2

50代女性
主訴:頭痛、頭部CTで出血があり、精査。



4)武藤先生

症例1

44才 男性
2007年から糖尿病を指摘されている。
肝臓のCT値が高い。MRIでも低信号を示す。


症例2

12才 男児
意識レベル低下を来した。
自宅で夜寝ていたところ、母親が「ふぃふぃふぃ」という声に気付いた。呼吸困難になり、顔面蒼白の状態であった。呼びかけに対しても返事はなく、流涎もあったため、救急要請した。
接触時には呼吸状態は普通であったが、口唇は蒼白で、発語のない状態であった。


症例3

76才 女性
3月頃から話していると声が出にくいことがある。飲み込むときに違和感がある。


1 件のコメント:

watanabe さんのコメント...

1)石原先生

90代 女性 
主訴:右側腹部痛

同日緊急手術で反時計回りに360度回転、胆嚢捻転と診断した。
胆嚢粘膜は壊死し、浮腫状であった。

2)上岡先生

72歳 女性

主訴:心窩部痛、嘔気、嘔吐
現病歴:2週間前から主訴出現し症状治まらないため受診。ここ最近10日間便がでていない。

横行結腸癌
胃浸潤、穿通していた。

3)佐竹先生

症例1 10代男性
主訴:右足の疼痛

診断:シンスプリント(過労性脛部痛、脛骨疲労性骨膜炎)


症例2 50代女性
主訴:頭痛、頭部CTで出血があり、精査。

診断:海面状血管腫

4)武藤先生

症例1

44才 男性
2007年から糖尿病を指摘されている。
肝臓のCT値が高い。MRIでも低信号を示す。

無セルロプラスミン血症
フェリチン 961ng/dl (43-360)、Cu 2mcg/dl (68-128)、血清鉄 32microgram (54-181)、セルロプラスミン <2mg/dl (21-37)、トランスフェリン 173 mg/dl (190-300)

症例2

12才 男児

意識レベル低下を来した。
自宅で夜寝ていたところ、母親が「ふぃふぃふぃ」という声に気付いた。呼吸困難になり、顔面蒼白の状態であった。呼びかけに対しても返事はなく、流涎もあったため、救急要請した。
接触時には呼吸状態は普通であったが、口唇は蒼白で、発語のない状態であった。

福山型筋ジストロフィー(コロニー受診中)

症例3

76才 女性

3月頃から話していると声が出にくいことがある。飲み込むときに違和感がある。
延髄腹側に嚢胞性病変が認められる。

enterogenous cyst neurenteric cyst