2009年2月22日日曜日

三河の会の症例 2月2日

1)石井先生

症例1
82歳男性 右膝挫傷にて膝部内側の腫張で来院。


症例2
40代男性 健診にて来院。



2)水野先生

15歳男性、バク転の着地で左膝をひねった



3)北瀬先生

43歳、男性。健診胸部異常影(自覚症状なし)
2007年胸部単純:異常を指摘されたが放置(2006年時は異常なし)
2008年胸部単純:陰影増悪のため、精査された。



4)小林先生

症例1
中年男性 友人宅でソーセージを直腸内に入れたところ、とれなくなった。


症例2
49才 男性 腹痛にて来院。少量の血便あり。


1 件のコメント:

watanabe さんのコメント...

1)石井先生

症例1
82歳男性 右膝挫傷にて膝部内側の腫張で来院。

大腿骨幹部、遠位背側寄りに骨皮質に沿った硬化あり。
T1強調像T2強調像共に低信号。

→bone island(内骨腫)疑い。

骨皮質に沿って存在するが、骨皮質の膨隆がないことが特徴。辺縁は放射状を示すことが多いと言われている。

症例2
40代男性 健診にて来院。

撮った技師はすぐに気づき再撮像したが、元の画像を消さずに送信した。
健診の医師は、最初の画像のみを見て、皮膚の異常疑いでcheckした。

→ホッカイロでした。


2)水野先生

15歳男性、バク転の着地で左膝をひねった

→Segond fracture

脛骨外側に付着するlateral capsular ligamentの剥離骨折と言われている。
膝の内旋、内反の強制で起こると言われている。
ACL断裂(75-100%)、半月板損傷(66-75%)などを高率に合併。
この症例ではACLの断裂がありました。

3)北瀬先生

43歳、男性。健診胸部異常影(自覚症状なし)
2007年胸部単純:異常を指摘されたが放置(2006年時は異常なし)
2008年胸部単純:陰影増悪のため、精査された。

(診断)
肺胞蛋白症(気管支鏡検査にて)


4)小林先生

症例1
中年男性 友人宅でソーセージを直腸内に入れたところ、とれなくなった。

CT;内部の脂肪がポイント。端には留め金がついている。

症例2
49才 男性 腹痛にて来院。少量の血便あり。

CTにて上行結腸から横行結腸に浮腫状壁肥厚があり、横行結腸には重積が見られた。少量の腹水もある。
右半結腸切除したところ、結腸壁にアニサキスが食いついていた。