1)森先生
左)側脳室三角部に嚢胞性病変が認められる。
脈絡叢嚢胞
大きさは20mm以下である。CTでは嚢胞壁は同定できない。石灰化(多くは圧排された脈絡叢)が認められる。
MRIではT1強調像で髄液より軽度高信号、T2強調像では高信号を示す。FLAIRではわずか~やや高信号のことが多い。DWIではで2/3は高信号である。造影で壁が信号増強を受ける。
髄膜腫、脳室内嚢虫症、脳室炎、上衣嚢胞、脈絡叢の過形成などが鑑別となる。
2)渡辺
71才 男性、スクリーニングでMRAを施行した。
persistent primitive trigeminal arteryの所見を認める。
6才 男児 頭頂部腫瘤で精査を行った。
病理:epidermoid