2010年6月28日月曜日

三河の会の症例 6月7日

1)上岡先生

46歳 女性
主訴)左乳頭分泌

造影MRIで左乳頭に境界明瞭な7mm大の結節を認めた。T2強調像で高信号、T1強調像で中等度信号を呈し、ごく軽度の増強効果を認めた。他、乳腺には明らかな増強領域を認めなかった。




2)浅井先生

症例1
73才 女性
検診で胆石を指摘され紹介。無症状。
CT、MRI、US;肝床側の限局性壁肥厚、造影+像。USで血流あり。
CEA 4.1 CA19-9 21.0
胆石+胆嚢癌疑いで手術




症例2
72才 男性
2007年からrS3の1cm大の結節像で経過観察。2008 年、2009年と変化なく、開業医で経過観察されていた。
胸部X-Pで右肺門に違う像が出現し、紹介となる。特に症状はない。




3)武藤先生

症例1
2歳3ヶ月 女児
脂肪酸代謝異常 <長鎖脂肪酸代謝異常症(VLCAD欠損症)の疑い> による肝機能障害で当院小児科フォロー中。
特記すべき神経学的所見はない。



症例2
33歳男性
主訴:上腹部痛
自覚症状1ヶ月程前より,すっきりしない、お腹がいたいなど不定愁訴あり。 食事摂取は問題なし。吐気なし。下痢なし。 
既往:4.5年前にGIF施行。DUにて除菌施行。